数検SCORE とは、従来の数検で用いられるSTEP 方式の欠点を補うため設定された検定。
STEP 方式では、2 級・3級という階級で示される絶対評価の測定には便利な一方、相対評価ができませんでした。
例えば1 級相当の力がありながら3 級を受験・合格した場合、評価はあくまで3 級です。
逆に不合格だった場合も、不合格という結果のみが残り、自身の数学力を計ることはできません。
そこで数検SCORE では、SCORE 方式(何点取れたのかという相対評価)を採用。これにより、自身の相対的到達度を計ることができます。
しかも、得点に准じて従来の数検における階級(〇級相当という絶対評価)も合わせて表示。これにより、絶対・相対の同時評価を可能にしました。
理数検定研究所は、「数検SCORE」「理検SCORE」の普及を通して、理数教育のいっそうの進展と生涯学習の発展を期するとともに、 理数系全般における学際研究・教育支援・指導者育成を行う機関です。
既存する階級別検定に加えて、近年では上記SCORE形式(点数評価)の検定導入に力点をおいて、その研究と普及に努めています。 また、検定前の対策学習や検定後のフォロー学習の必要性を説き、検定上級合格者からなる「国際理数コーチアカデミー」と連携して、 学生へのプレイスメント講習やリメディアル学習の必要性を提唱し、積極的にその支援を行っています。 同時に生涯学習としての理数の魅力を紹介し、あらゆる世代へアプローチしています。